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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

文献概要

増大特集 難病研究の進歩 Ⅱ.消化器

原発性胆汁性胆管炎

著者: 中村稔12

所属機関: 1国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター 2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科新興感染症病態制御学系専攻肝臓病学講座

ページ範囲:P.428 - P.429

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 原発性胆汁性胆管炎(PBC)の発症機構として,疎水性胆汁酸による肝内小型胆管細胞の傷害と胆管周囲の持続する自然免疫,獲得免疫の活性化がその中核と考えられている。最近のゲノムワイド関連解析(GWAS)により40か所以上のPBC疾患感受性遺伝子領域が同定されたが,これらの領域には,自然免疫や獲得免疫のシグナル伝達経路上の分子をコードする遺伝子が多数含まれており,PBCの分子標的として注目されている。

参考文献

.78:2-6, 2020
. 91:721-728, 2012
.3:97-105, 2018
.80:965-974,2020
. 4:724-738, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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