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増大特集 難病研究の進歩 Ⅶ.代謝・免疫
原発性免疫不全症候群
著者: 野々山恵章1
所属機関: 1防衛医科大学校小児科学講座
ページ範囲:P.462 - P.463
文献購入ページに移動 原発性免疫不全症候群は,ヒト免疫系に関わる分子の異常による疾患で,易感染性や免疫調節障害を呈する。現在416疾患(430遺伝子)あるが,Exome解析などで新規原因遺伝子が次々に同定されている。次世代シークエンサーやFACSによる診断法が確立し,原因遺伝子の機能解析による病態解明,それに基づいた治療法の開発が進んでいる。遺伝子治療も行われている。
参考文献
. 40:24-64, 2020
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