文献詳細
文献概要
増大特集 難病研究の進歩 Ⅶ.代謝・免疫
全身性アミロイドーシス
著者: 内木宏延1
所属機関: 1福井大学医学部分子病理学分野
ページ範囲:P.464 - P.465
文献購入ページに移動 21世紀に入りアミロイドーシス研究は飛躍的進歩を遂げ,分子レベルでの発症機序解明はもちろん,これを踏まえた新規治療薬が次々に開発された。本稿では,最初にアミロイドーシスの概念と分類を述べたのち,代表的病型である全身性トランスサイレチンアミロイドーシスの発症機序と最新治療を詳述する。また,最後に病型診断の重要性を厚生労働省難病班の活動を交え紹介する。
参考文献
1)Kumar V, Abbas AK, Aster JC:Amyloidosis. In Kumar V, Abbas AK, Aster JC:Robbins Basic Pathology, 10th ed, pp182-187. Elsevier, Philadelphia, 2018
. 25:215-219, 2018
. 70:191-198, 2020
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