文献詳細
増大特集 難病研究の進歩
Ⅶ.代謝・免疫
文献概要
悪性関節リウマチは,関節リウマチに重症関節外病変を伴うわが国独自の概念である。長期罹患で高い疾患活動性が持続した症例に多い。血中ではリウマチ因子高値や免疫複合体陽性を,組織では血管周囲に免疫グロブリンや補体の沈着を認める。罹患率は減少傾向にあるが,発症時には重篤となることも多く,副腎皮質ステロイド大量に加え,シクロホスファミドやリツキシマブ(本邦適応外)などによる治療を必要とする。
参考文献
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