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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

文献概要

増大特集 難病研究の進歩 Ⅶ.代謝・免疫

悪性関節リウマチ

著者: 玉井博也1 金子祐子1

所属機関: 1慶應義塾大学リウマチ・膠原病内科

ページ範囲:P.468 - P.469

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 悪性関節リウマチは,関節リウマチに重症関節外病変を伴うわが国独自の概念である。長期罹患で高い疾患活動性が持続した症例に多い。血中ではリウマチ因子高値や免疫複合体陽性を,組織では血管周囲に免疫グロブリンや補体の沈着を認める。罹患率は減少傾向にあるが,発症時には重篤となることも多く,副腎皮質ステロイド大量に加え,シクロホスファミドやリツキシマブ(本邦適応外)などによる治療を必要とする。

参考文献

. 38:983-989, 2011
. 46:213-218, 1987
. 53:145-152, 2014
4)Puéchal X, Gottenberg JE, Berthelot JM et al:Arthritis Care Res(Hoboken). 64:331-339, 2012
. 47:518-523, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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