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文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

文献概要

増大特集 難病研究の進歩 Ⅶ.代謝・免疫

もやもや病

著者: 舟木健史1 峰晴陽平1 宮本享1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科脳神経外科

ページ範囲:P.484 - P.485

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 もやもや病は,内頸動脈終末部が慢性かつ進行性に狭窄し,代償性に異常血管網が形成される脳血管疾患である。近年,血管狭窄部の病理学的特徴や,易出血性もやもや血管の解剖学的特徴が明らかになりつつある。更に,もやもや病感受性遺伝子であるRNF213が同定されたが,発症原因をRNF213のみでは必ずしも説明できず,今後はRNF213プラスαである発症促進ないし抑制因子の特定が必要である。

参考文献

. 55:796-804, 2015
. 124:1766-1772, 2016
. 70:2357-2363, 2008
. 6:e22542, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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