文献詳細
増大特集 難病研究の進歩
Ⅶ.代謝・免疫
文献概要
マルファン症候群の生命予後は,大動脈瘤・解離に対する治療法の発達により改善傾向にあるが,一生涯にわたって進行する多系統障害への対策は十分でない。原因遺伝子(FBN1 ,TGFBR1 ,TGFBR2 遺伝子など)が特定され,疾患モデル動物を用いた多くの研究が行われており,本稿では胸部大動脈瘤・解離症の発生機序を中心に最近の話題について概説する。
参考文献
. 37:275-281, 2005
. 11:e002058, 2018
. 19:2125, 2018
. 129:659-675, 2019
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