文献詳細
増大特集 難病研究の進歩
Ⅷ.内分泌
文献概要
下垂体機能異常は,下垂体から分泌されるホルモンのうち,単独あるいは複数のホルモン分泌低下ないし分泌亢進により,末梢ホルモンの欠乏あるいは過剰によって様々な症状を引き起こす疾患である。原因の多くは下垂体腺腫によるが,最近では免疫チェックポイント阻害薬の登場により下垂体炎も注目されている。これらの疾患の遺伝子異常を中心とした発症メカニズムや臨床的な問題点の現状を概説する。
参考文献
.95:S1-S160, 2019
. online ahead of print. 2020
. 14:399-418, 2019
. 102:566-575, 2017
. 182:R59-R66, 2020
. 104:4879-4888, 2019
掲載誌情報