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増大特集 難病研究の進歩 Ⅷ.内分泌
クッシング病
著者: 方波見卓行1 川名部新1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院代謝・内分泌内科
ページ範囲:P.492 - P.493
文献購入ページに移動 クッシング病は,ACTHの自律的過剰分泌とグルココルチコイドに対する部分的抵抗性によって特徴づけられる致死性疾患である。しかし,その治療成績は他の下垂体腺腫と比べて不十分と言わざるを得ない。そこで本稿では,近年明らかとなったクッシング病の主要な分子基盤を紹介すると共に,期待される薬剤,創薬の現状と展望についても触れたい。
参考文献
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