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増大特集 難病研究の進歩 Ⅷ.内分泌
副甲状腺機能低下症・偽性副甲状腺機能低下症
著者: 今西康雄1
所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学
ページ範囲:P.502 - P.503
文献購入ページに移動 副甲状腺機能低下症は,副甲状腺ホルモン(PTH)の作用障害により,低カルシウム(Ca)血症・高リン(P)血症とそれに伴う種々の症状を呈する疾患である。その原因としては,①PTH不足性副甲状腺機能低下症と,②PTH作用不全に基づく偽性副甲状腺機能低下症(PHP)がある。いずれの疾患型においても,血清Ca濃度を維持する治療戦略がとられる。
参考文献
. 4:727-740, 2009
2)日本内分泌学会:低カルシウム血症の鑑別診断の手引き,2016
. 380:1738-1747, 2019
. 36:11-19, 2015
掲載誌情報