icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学71巻5号

2020年10月発行

増大特集 難病研究の進歩

Ⅹ.皮膚

結節性硬化症

著者: 佐藤敦志1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院小児科

ページ範囲:P.522 - P.523

文献概要

 結節性硬化症は非常に多彩な症状を呈する難病であるが,mTORC1シグナル伝達系の機能亢進というシンプルな分子病態を原因とする。幸運にもその分子病態に作用し,ヒトに使用可能な薬剤が既に発見されており,現在ではその分子標的薬を用いた治療が実用化されている。本疾患の研究はまた,神経発達症や認知機能障害の治療薬開発にも資する可能性がある。

参考文献

. 39:9294-9305, 2019
. 20:445-454, 2011
. 3:1292, 2012
. 93:e200-e209, 2019
. 43:1457-1465, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら