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文献概要
増大特集 脳とからだ Ⅰ.腸,免疫系,脳の相互作用
腸内環境と神経疾患
著者: 三宅幸子1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科免疫学講座
ページ範囲:P.371 - P.374
文献購入ページに移動 神経疾患では,多発性硬化症のような免疫疾患ばかりでなく,パーキンソン病などに代表される変性疾患においても,炎症反応などの免疫応答が病態形成に関与することがわかってきた。一方,生体の半数以上のリンパ球が存在し,腸内細菌叢と相互作用する免疫組織として腸管が注目されている。多発性硬化症やパーキンソン病では炎症の促進につながるdysbiosisがみられ,病態への関与が示唆されている。
参考文献
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掲載誌情報