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文献詳細

雑誌文献

生体の科学72巻5号

2021年10月発行

文献概要

増大特集 脳とからだ Ⅳ.内分泌系と脳の相互作用

脳・消化管ペプチドからみたヒト行動調節

著者: 乾明夫1 宇都(鮫島)ななみ1 榊弥香1

所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科漢方薬理学講座

ページ範囲:P.471 - P.474

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 脳・消化管ペプチドは脳と消化管の双方に存在するペプチドであり,消化管機能,食欲・エネルギー代謝調節や情動,学習,社会行動などに深く関わっている。脳・消化管ペプチドの作用には内因性ペプチドレベルに加え,受容体シグナリングやペプチド作用を修飾する自己抗体,食品由来ペプチドなどが関与している。脳・消化管ペプチドは,心身のストレスとそのレジリエンスにも関わるものと考えられる。

参考文献

. 2:986-998, 2003
. 51:93-103, 2016
. 32:69-84, 2020
. 4:2685, 2013
.74:69-74, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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