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文献詳細

雑誌文献

生体の科学72巻6号

2021年12月発行

特集 新組織学シリーズⅡ:骨格筋—今後の研究の発展に向けて

Ⅰ.骨格筋収縮研究の多様な側面

人工ナノ筋肉を用いた筋収縮原理の解明

著者: 岩城光宏12 柳田敏雄12

所属機関: 1大阪大学免疫学フロンティア研究センター 2理化学研究所生命機能科学研究センター

ページ範囲:P.510 - P.514

文献概要

 19世紀にKuhneによってカエル骨格筋からミオシンが発見されて以来,筋収縮の動作原理解明が精力的に進められてきたが,現在に至るまで曖昧な点も残されてきた。近年,筆者らは,ヒト骨格筋ミオシンを含む筋サルコメアの一部を再構成し,力発生の瞬間を1分子レベルで画像化およびその全過程を明らかにすることに成功した。本稿では,分子レベルで柔軟に機能するミオシンの動作原理について紹介する。

参考文献

. 1:25, 2021
. 468:72-76, 2010
. 459:414-418, 2009
. 2:437, 2019
. 2:387-392, 2001
. 69:1269-1281, 1997
. 351:617-621, 2016
. 9:333, 2018
. Under revision

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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