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文献詳細

雑誌文献

生体の科学72巻6号

2021年12月発行

文献概要

特集 新組織学シリーズⅡ:骨格筋—今後の研究の発展に向けて Ⅳ.遺伝性筋疾患研究を起点とした治療原理の進展

RNA制御機構の解析で明らかとなるRNA病の病態解明と新規治療法開発

著者: 細川元靖1 萩原正敏1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科形態形成機構学教室

ページ範囲:P.577 - P.581

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 骨格筋におけるRNA制御は古くから解析されており,骨格筋特異的なRNA結合タンパク質(RBP)の発現や,筋分化依存的なスプライシング制御などがよく知られている。また,RNA制御の破綻による疾患の表現型と分子機序の解析も進んでいる。本稿では,RNA制御異常による疾患とその治療アプローチおよび,RBPの機能解析方法について最新の解析例を用いて概説する。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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