icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻2号

2022年04月発行

文献概要

特集 DNA修復による生体恒常性の維持 Ⅰ.DNA修復の分子メカニズム

DNA複製と修復

著者: 増田雄司1

所属機関: 1名古屋大学環境医学研究所

ページ範囲:P.120 - P.123

文献購入ページに移動
 DNA複製は,内因性/外因性の様々な要因によって,常に遅延や中断の危険に曝されている。これらの要因は総じて複製ストレスと呼ばれ,DNA損傷を誘発する1)。複製ストレスに起因するDNA損傷は,発がんにおけるゲノム不安定性の原因として注目されている2)。本稿では,哺乳類の細胞に焦点を絞り,複製ストレスを引き起こす内因性/外因性の要因と防御機構,および複製ストレスによって引き起こされるゲノム不安定性のメカニズムについて概説する。

参考文献

. 18:535-550, 2017
. 319:1352-1355, 2008
. 36:405-414, 2011
. 21:633-651, 2020
. 27:450-460, 2020
. 71:154-162, 2021
. 295:4684-4695, 2020
. 17:553-563, 2016
. 54:418-442, 2019
. 81:649-658, 2021
. 16:207-220, 2015
. 71:135-147, 2018
. 23:1095-1104, 2021
. 8:180018, 2018
. 17:489-501, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら