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進化的新機軸としての哺乳類の顔
著者: 東山大毅1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科代謝生理化学教室
ページ範囲:P.272 - P.277
文献購入ページに移動 哺乳類は可動式の鼻を持つことで特徴づけられる。これは,上あごの先に直接鼻孔が開いているような爬虫類や両生類の顔とは決定的に異なる特徴である。こうした哺乳類特有の顔の進化は長い間見過ごされてきたが,近年筆者らは比較発生学や古生物学的な手法を用い,哺乳類顔成立の背景に劇的な形態学的変更が隠されていたことを見いだした1)。
参考文献
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