icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻4号

2022年08月発行

文献概要

特集 形態形成の統合的理解 Ⅰ.形態の要素をつくるしくみ

細胞とオルガネラのサイズ決定のしくみ

著者: 原裕貴1 山本一男2

所属機関: 1山口大学大学院創成科学研究科 2長崎大学医学部共同利用研究センター

ページ範囲:P.287 - P.290

文献購入ページに移動
 多細胞生物は,様々な大きさ(サイズ)の細胞により構成される。また,細胞内部の機能を担うオルガネラのサイズも多様である。生物は,発生・分化や環境の変化に応じて細胞やオルガネラのサイズを適切に制御することで,生理的機能を調節する。では,生物は適切なサイズをどうやって知るのだろうか。本稿では,生物が細胞とオルガネラのサイズを適切に制御するしくみとその生理的意義について,最新の研究成果も交えながら考察したい。

参考文献

. 5:45-56, 1976
. 7:eabk0271, 2021
. 369:466-471, 2020
. 372:1176-1181, 2021
. 59:33-40, 2017
. 20:2010-2015, 2010
. 58:339-352, 2015
. 176:1083-1097, 2019
. 78:359-370, 2020
. 81:4861-4875, 2021
. 9:e376, 2020
. 12:1-98, 1912
. 18:3523-3532, 2007
. 338:822-824, 2012
. 4:677-687, 2004
. 143:288-298, 2010
. 33:562-575, 2015
. 179:593-600, 2007
. 31:2703-2717, 2020
. 28:1580-1589, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?