文献詳細
文献概要
特集 形態形成の統合的理解 Ⅰ.形態の要素をつくるしくみ
胚発生における細胞骨格と細胞集団の協調的な運動
著者: 進藤麻子1
所属機関: 1熊本大学発生医学研究所
ページ範囲:P.295 - P.299
文献購入ページに移動 動物胚の体内組織の“形”は,それぞれの組織を構成する細胞が集団となって動くことでつくられる。このとき,細胞たちは勝手気ままに動くのではなく,隣の細胞や離れた細胞の動きも把握しながら集団の秩序を壊さずに動かなければならない。本稿では,動物の形づくりの基盤となる細胞集団運動がどのようにして制御されているのか,“協調”をキーワードとしてモデル動物を用いた研究とこれまでの知見を紹介する。
参考文献
. 7:e293, 2018
. 343:469-652, 2014
. 429:667-671, 2004
. 11:459-470, 2006
. 29:34-46, 2014
. 44:1382-1387, 2012
. 157:223-247, 1978
. 10:e65390, 2021
. 2022 Apr 20;S1534-5807(22)00241-6. doi:10.1016/j.devcel.2022.04.001. Online ahead of print
. 446:159-167, 2019
. 89:S185-S209, 1985
. 39:110666, 2022
. 19:375-383, 2017
. 107:843-854, 2001
. 8:577201, 2020
. 10:e62097, 2021
. 134:3049-3054, 2007
. 32:1485-1496, 2022
. 220:358-368, 2017
. 473:59-70, 2021
掲載誌情報