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特集 形態形成の統合的理解 Ⅲ.再構成系による理解
アクチン細胞骨格構造と機能の再構成
著者: 宮﨑牧人1
所属機関: 1京都大学白眉センター
ページ範囲:P.327 - P.332
文献購入ページに移動 アクチン細胞骨格は,主にアクチン線維とミオシン分子モーターで構成される動的高次構造体であり,真核細胞に普遍的に存在する。特に動物細胞では細胞の形を決める重要な因子であり,アクチン細胞骨格の力発生が駆動する細胞の形態変化は,運動や分裂,核配置の制御,更には上皮組織の変形など,多種多様な,そして生命に本質的な機能を生み出す。その生物学的および医学的重要性ゆえ,アクチン細胞骨格に関する研究は半世紀以上にわたり,生命科学研究の中核を担うテーマであり続けている。
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