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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

文献概要

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学 Ⅰ.霊長類脳科学 a)遺伝子改変技術および関連技術を用いたマーモセットの脳科学・疾患研究

マーモセットの発生工学の最近の進捗

著者: 汲田和歌子1 佐々木えりか1

所属機関: 1実験動物中央研究所マーモセット医学生物学研究部

ページ範囲:P.392 - P.393

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 非ヒト霊長類実験動物のコモンマーモセットは,霊長類のなかでも繁殖効率が高く,遺伝子改変個体の作出方法も確立されていることから,多くの研究に有用である。しかし,マウスなど齧歯類に比べると繁殖には時間を要すため,加速する技術や工夫が必要である。そこで本稿では,筆者らが実践しているマーモセットの個体作出や,遺伝子改変モデルマーモセットの効率的な作出に向けた工夫について紹介する。

参考文献

. 34:3-12, 2017
. 9:e95560, 2014
. 86:928-930, 2019
. 19:127-138, 2016
. 9:12719, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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