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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

文献概要

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学 Ⅰ.霊長類脳科学 a)遺伝子改変技術および関連技術を用いたマーモセットの脳科学・疾患研究

マーモセットの多能性幹細胞

著者: 吉松祥12 岡野栄之12

所属機関: 1理化学研究所脳神経科学研究センターマーモセット神経構造研究チーム 2慶應義塾大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.396 - P.397

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 コモンマーモセット(マーモセット,Callithrix jacchus)は実験的に有用な神経科学における非ヒト霊長類モデルであるが,遺伝子改変個体の作製を目指した実験系の構築のうえではin vitro(培養下)における細胞株の樹立が重要である。そこで,安定したマーモセットからの細胞株の供給や遺伝子改変系の構築を目指して筆者らが開発を行った,マーモセットからのiPS細胞の新規誘導法と遺伝子改変系に関して本稿では概説する。

参考文献

. 23:1304-1313, 2005
. 15:959-969, 2010
. 515:593-599, 2019
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. 53:102385, 2021
. 9:1528, 2019
. 14:e0221164, 2019
. 44:101740, 2020
9)Yoshimatsu S et al:投稿中

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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