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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

文献概要

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学 Ⅰ.霊長類脳科学 a)遺伝子改変技術および関連技術を用いたマーモセットの脳科学・疾患研究

マカクにおける遺伝子改変技術と疾患モデルの作製

著者: 松本翔馬1 依馬正次1

所属機関: 1滋賀医科大学動物生命科学研究センター幹細胞・ヒト疾患モデル研究分野

ページ範囲:P.404 - P.405

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 ヒト疾患の理解および治療法の開発には,疾患モデル動物を用いた解析が必要不可欠である。特に,非ヒト霊長類を用いることで,汎用されるマウスなどの齧歯類では再現困難なヒト疾患を模倣したモデル動物の作出が可能となる。近年のゲノム編集技術革新により,昨今では様々なヒト疾患モデルサルの作出報告が相次いでいる。本稿では,ヒトに最も近縁な実験動物であるマカク属における遺伝子改変技術および疾患モデルについて述べる。

参考文献

. 73:1260-1264, 1976
. 6:24868, 2016
. 75:45-60, 2020
. 337:816-821, 2012
. 10:5517, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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