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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

文献概要

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学 Ⅰ.霊長類脳科学 b)マーモセット脳のconnectome・構造マッピング解析

ATUM-SEM法を用いた大脳皮質局所神経回路の超微細構造三次元解析の標準化と迅速化

著者: 窪田芳之12

所属機関: 1自然科学研究機構生理学研究所脳機能計測・支援センター電子顕微鏡室 2理化学研究所脳神経科学研究センター研究基盤開発部門電子顕微鏡技術支援ユニット

ページ範囲:P.420 - P.421

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 大脳皮質神経回路は,記憶,学習,思考,動作,感覚,感情など,われわれ人間が人間として生きていく根幹をなす機能をつかさどる重要な脳の部位である。大脳皮質には150億個の神経細胞があると言われているが,その神経回路構築の詳細は全くわかっていない。この解析を実現するため,現在,最新の電顕技術や画像解析技術の導入と開発を進め,大脳皮質ミクロコネクトーム(神経回路構造)の解析を目標に研究している。

参考文献

. 2021, doi:https://doi.org/10.1101/ 2021.05.29.446289
. 110:19113-19118, 2013
. 9:437, 2018
.36:158-164, 2018
. 2022, In press

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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