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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学

Ⅲ.ヒト疾患研究 b)神経変性疾患

孤発性ALSの神経生物学

著者: 陸雄一1 石垣診祐2 祖父江元3

所属機関: 1愛知医科大学加齢医科学研究所 2滋賀医科大学神経難病研究センター 3愛知医科大学

ページ範囲:P.472 - P.473

文献概要

 ALSの最も重要な病態関連タンパク質として2006年にTDP-43が発見され,ALSの病態研究が飛躍的に進歩した。近年,広範な神経変性疾患の病態にTDP-43の異常が関与することが解明され,TDP-43関連病態による神経変性疾患のパラダイムシフトが起こりつつある。本稿ではALS患者剖検組織の解析からみえてきたTDP-43関連病態について論ずる。

参考文献

. 314:130-133, 2006
. 351:602-611, 2006
. 71:172-179, 2014
. 138:783-793, 2019
. 2022, Online ahead of print
. 18:1118-1131, 2017
. 143:2398-2405, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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