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文献詳細

雑誌文献

生体の科学73巻5号

2022年10月発行

文献概要

増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学 Ⅲ.ヒト疾患研究 b)神経変性疾患

iPS細胞技術を用いた神経変性疾患の解析

著者: 仲井理沙子12 近藤孝之123 今村恵子123 井上治久123

所属機関: 1理化学研究所バイオリソース研究センター 2京都大学iPS細胞研究所 3理化学研究所革新知能統合研究センター

ページ範囲:P.478 - P.479

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 2007年にヒトの人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell;iPS細胞)の樹立技術が報告され,患者から作製された疾患特異的iPS細胞を疾患の標的細胞へと分化誘導することで,培養皿の中で患者病理を再現することが可能となった。疾患特異的iPS細胞を用いた神経変性疾患の病態モデルから新たな薬剤候補が特定されている。本稿では,疾患特異的iPS細胞を用いた神経変性疾患の病態モデルと創薬研究について概説する。

参考文献

. 23:2363-2374, 2018
. 24:995-1005, 2019
. 21:2304-2312, 2017
. 9:eaaf3962, 2017
. 89:1226-1233, 2021
. 2:125-139, 2022

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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