文献詳細
増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅲ.ヒト疾患研究 b)神経変性疾患
文献概要
アルツハイマー病患者脳内においてみられる特徴的な病理像と言えば,アミロイドβ(Aβ)とタウタンパク質による老人斑と神経原線維変化である。本稿では,主にタウタンパク質に焦点を当てて,その神経毒性発揮機構と,バイオマーカーの開発,それらを標的とした治療薬開発の現状と,今後の展開を概説した。
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