本特集では,神経科学における永遠の中核課題とも言える“シナプス”を取り上げました。特に,数あるシナプス関連のトピックスのなかより,“シナプス発生:形成と成熟” “シナプス伝達” “シナプス可塑性”という3つのコア課題に取り組み,世界に向けて発信している研究グループにお願いし,各トピックスのなかでも中核テーマを選りすぐり,特集を組むことに致しました。
「努力は無限大の可能性」と元AKB48総監督 高橋みなみ氏は2010年代に語っていますが,振り返ると,日本の分子神経生物学の祖である沼正作先生の座右の銘も「努力は無限」でした。神経科学の無限のポテンシャルを感じつつ,個別研究の努力からどのような無限の未来を期待するのでしょうか。
雑誌目次
生体の科学74巻1号
2023年02月発行
雑誌目次
特集 シナプス
特集「シナプス」によせて フリーアクセス
著者: 尾藤晴彦
ページ範囲:P.2 - P.2
Ⅰ.シナプス発生:形成と成熟
シナプスオーガナイザー—Extracellular scaffolding protein
著者: 野澤和弥 , 柚﨑通介
ページ範囲:P.3 - P.7
過去約30年の研究によって,神経細胞同士のつなぎ目であるシナプスは,シナプス間隙に存在する様々なタンパク質群から成る“シナプスオーガナイザー”によって制御されることがわかってきた。シナプスオーガナイザーは形態的にシナプスを接着するのみならず,シナプスの機能を制御することによって,特異的な神経回路の形成や,個体の経験や学習に応じた可塑的な神経回路の変化にも寄与し,シナプスの異常に起因する精神疾患や発達障害,神経変性疾患などの病態に深く関わると考えられている。本稿では,そのなかでも筆者らが特に研究に取り組んでいるextracellular scaffolding protein(ESP)を中心に,シナプスオーガナイザーの担うシナプス制御の役割について,最近の知見を交えて概説する。
シナプスオーガナイザーPTPδによるシナプス形成調節の分子機構
著者: 吉田知之
ページ範囲:P.8 - P.12
中枢シナプスは,シナプスオーガナイザーと呼ばれる細胞接着分子間の相互作用をきっかけに分化誘導される。Neurexinファミリー(NRXNs:NRXN1-3)および2A型受容体チロシン脱リン酸化酵素ファミリー(2A-RPTPs:PTPδ,PTPσ,LAR)は,シナプス前部の主要なオーガナイザーとして知られる。一方,それらのシナプス間隙を挟んだ結合相手がシナプス後部オーガナイザーとして機能する。NRXNs,2A-RPTPs共にその細胞外領域にスプライス多様性を持ち,選択的スプライシングによってシナプス後部オーガナイザーとの結合特異性やシナプス誘導特性が調節されている。
本稿では,マイクロエクソン(me)にコードされるmeペプチドによって巧みに調節を受けるPTPδによるシナプス形成機構について概説する。
海馬シナプス発達と精神神経疾患への関わり
著者: 星名直祐 , 梅森久視
ページ範囲:P.13 - P.17
海馬は,学習・記憶,認知機能,情動制御,社会的行動など,様々な脳機能を担う。そして,海馬シナプスの発達異常は,記憶障害,認知障害,統合失調症,自閉症,てんかんなどの精神神経疾患と結びついている。したがって,海馬シナプス発達の分子機構を明らかにすることは,海馬神経回路の構築原理を解明すると共に,シナプス形成不全に起因する精神神経疾患の病態理解につながる。本稿では,海馬シナプス発達のメカニズムを中心に概説し,更に,海馬シナプスと精神神経疾患との関わりについて最近の知見を紹介する。
小脳の生後発達におけるシナプス刈り込みの分子基盤
著者: 野呂高之 , 渡邉貴樹 , 狩野方伸
ページ範囲:P.18 - P.22
生後発達期の脳において,出生時につくられた神経回路の再編成が起こり,成熟した神経回路が完成する。再編成の際に,生後直後に存在する過剰なシナプスが除去され,一部のシナプスが強化されて残る“シナプス刈り込み”という現象が起こる1)。発達期のシナプス刈り込みは,末梢神経系の神経筋接合部,中枢神経系の小脳,視床などで見いだされ,その発達過程と分子メカニズムが調べられてきた2-4)。本稿では,マウス小脳の登上線維-プルキンエ細胞シナプスの刈り込みとその分子メカニズムを中心として,小脳の神経回路が生後発達の過程でどのようにつくられていくかについて概説する。
単一遺伝子疾患からアプローチする神経発達障害
著者: 石田綾
ページ範囲:P.23 - P.26
自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder;ASD)を代表とする神経発達障害(neurodevelopmental disorder;NDD)には遺伝的背景が強く影響し,約1,000個の関連遺伝子が同定されている。その半数以上がシナプスの形成や機能に関わる分子をコードするため,NDDは“synaptopathy”と考えられるようになった。また近年,NDDでは定型発達児と比べ脳の領域間をつなぐlong-range connectivityが低下していることがMRI解析により示された。したがって,シナプス機能とlong-rangeの結合変化の関係を明らかにすることがNDDの病態の理解に向けて重要だと考えられる。本稿では,単一の遺伝子異常によって発症するNDDとして,Fragile X症候群とRett症候群の研究を紹介し,両者から見えてくるsynaptopathy,脳領域間結合と行動変容の関係について展望を述べる。
Ⅱ.シナプス伝達
顆粒放出機構
著者: 三木崇史 , 坂場武史
ページ範囲:P.27 - P.31
エキソサイトーシス(開口放出)は,細胞内小胞が細胞膜と膜融合することにより小胞に内包されている液性因子を細胞外に放出することを指す。これは,神経細胞や内分泌細胞,マスト細胞など生体内の様々な細胞で起こり,細胞間シグナル伝達を担う。特に,神経細胞の軸索終末で神経伝達物質放出を担うシナプス小胞のエキソサイトーシスは,1ms以下という高速,かつアクティブゾーン(活性帯)と呼ばれる微小領域(面積にして数百nm四方)で起こることが知られており,脳神経情報伝達のために特殊化されていると言える。本稿では,この脳神経系に特化したエキソサイトーシスの高速性,局所性が生み出されるしくみについて最新の研究を含めて概説したい。
グルタミン酸伝達とその分子・構造基盤
著者: 山崎美和子
ページ範囲:P.32 - P.35
効率的な神経伝達を実現するために,シナプス後細胞のグルタミン酸受容体はどのように配置され,制御されているのだろうか? これまでの研究から,脳内ではシナプスの種類や入力経路に応じて適切な種類と数の受容体が,正しい場所に配置されていることがわかってきた。本稿では,イオンチャネル型グルタミン酸受容体の多様性とその機能や局在を支える分子・構造基盤について,筆者らの解剖学的知見も含めて概観する。
大脳皮質興奮性シナプス結合の発達
著者: 吉村由美子
ページ範囲:P.36 - P.40
大脳皮質は6層構造をしており,それぞれの層にあるニューロンは層内,層間,あるいは他の領域にある特定のニューロンと選択的にシナプス結合を形成している。加えて,細胞サブタイプやニューロンの機能特性に依存したシナプス結合特異性がみられる。つまり,シナプス結合は周辺のニューロンとランダムに形成されるのではなく,特定のニューロンと適切な強度でつくられる。このような特異的なシナプス結合による神経回路を基盤として,大脳皮質は機能する1,2)。機能的な神経回路は,胎生期から生後間もない時期に遺伝的プログラムにより大まかに形成され,その後,経験や学習に依存して柔軟に再構築される。その過程を経て,生まれ育った環境に適した機能が獲得される。脳機能の発達メカニズムを理解するうえで,遺伝的あるいは経験依存的に形成・調整されるシナプス結合を明らかにすることは重要である。シナプス・神経回路の機能的な解析には,大脳皮質から厚さ300μm程度のスライス標本を作製し,酸素を飽和させた人工脳脊髄液で灌流することにより,細胞の生理活性を保ったまま生体内に近い条件下で電気生理学的記録を行う手法がよく用いられている。本稿では,大脳皮質の特異的なシナプス結合の発達について,齧歯類大脳皮質のスライス標本を用いた筆者らの研究を中心に紹介する。
AMPA受容体を中核としたtranslational medicine
著者: 高橋琢哉
ページ範囲:P.41 - P.46
1つの神経から異なる神経に情報伝達が起こるときに,その伝達を仲介する構造体がシナプスである。興奮性グルタミン酸シナプスは,脳内情報伝達において最も中核的役割を果たしている。シナプス前末端に興奮が伝導すると,シナプス小胞からグルタミン酸がエクソサイトーシスにより放出され,シナプス後膜に存在するグルタミン酸受容体に結合する。AMPA(α-amino-3-hydroxy-5-methyl-4-isoxazole propionic acid)受容体はそれ自体がイオンチャネルを構成するグルタミン酸受容体であり,グルタミン酸シナプスにおいて非常に重要な役割を果たしている1-3)。AMPA受容体は通常4量体のイオンチャネルを形成しており,グルタミン酸が結合するとイオンチャネルが開き陽イオンが透過できるようになる。細胞が興奮していない静止膜電位の状態であると,グルタミン酸が結合して活性化したAMPA受容体を介して陽イオンが細胞内に流入し,シナプス後膜の電位が上昇し(脱分極し),興奮性にシフトする。これまでの動物実験を中心とした基礎研究の蓄積により,AMPA受容体が多様な神経機能を中心的に担っていることが明らかになっている。本稿では,AMPA受容体を基盤としたヒト生体脳の研究,治療法,診断法の可能性について概説する。
抑制性シナプスの機能設計
著者: 川口真也
ページ範囲:P.47 - P.50
中枢神経系の抑制性シナプスはGABAあるいはグリシンを伝達物質とし,シナプス後部膜のCl-透過性を上昇させて細胞の興奮を抑制する。近年の計測技術の発達により,中枢神経系の様々な微小シナプスからのパッチクランプ記録や蛍光イメージングが可能になり,抑制性シナプスを特徴づける精巧な機能制御メカニズムがわかってきた。本稿では,小脳皮質のGABA性シナプス2種に焦点を当てて直接記録により見えてきた精巧な伝達制御機構の普遍性と多様性を紹介する。
Ⅲ.シナプス可塑性
シナプス構造可塑性:現在と未来
著者: 河西春郎
ページ範囲:P.51 - P.56
スパインシナプスの構造可塑性により,長期増強が確認されただけでなく,シナプスの生成消滅,
ドーパミンによるシナプス機能の調節
著者: 栁下祥
ページ範囲:P.57 - P.61
ドーパミンは,報酬に基づいた学習や意欲の制御に関わる神経伝達物質として知られている。最近の動物行動実験から,ドーパミン神経は報酬などの外部からの刺激に対してサブ秒単位で一過性発火上昇・低下を示し,線条体を主とする投射先で一過性のドーパミン濃度変化を引き起こし,実際に学習や意欲行動を制御していることがわかりつつある。投射先でこのドーパミン動態の情報はGαs/olfまたはGαi/oタンパク質共役型受容体(G protein-coupled receptor;GPCR)に検出され情報伝達している。このようなGPCRを介した神経細胞へのシグナル伝達は一般にニューロ・モジュレーションと呼ばれ,グルタミン酸やGABAによる興奮性・抑制性のシナプス伝達の効率を変化させたり,細胞発火特性を調節したりする。そこで本稿では,このようなドーパミン動態が行動を制御する際に基盤となるシナプス調節機能について,最近の知見をまとめる。
シナプスとアクチンシグナル
著者: 實吉岳郎 , 林康紀
ページ範囲:P.62 - P.66
神経科学における未解決課題の一つは,記憶がどのように脳に貯蔵されているかである。近年の解析手法,技術の進歩,特に光遺伝学の応用により,動物個体での記憶が脳内各所の神経回路網に貯蔵されていることがわかってきた。一方で,脳が記憶・学習を含む高次機能を発揮するには,神経回路網の可塑的変化が重要である。この可塑性をつかさどる最小単位は神経細胞をつなぐシナプスであり,シナプス自体も形態的,機能的に可塑性を持つ。記憶・学習に伴い神経回路の再編成,シナプスの再構築が起こるが,この可塑的変化をもたらす分子メカニズムは不明な点が多い。記憶・学習時の一過性の刺激はいかにして持続的な情報となり,シナプス・神経回路網の可塑的変化を伴う長期記憶として蓄えられるのだろうか。本稿では,シナプス可塑性におけるアクチン細胞骨格について,筆者らの研究成果を中心に最近の研究動向を概説する。
グルタミン酸シナプスと統合失調症
著者: 林(高木)朗子
ページ範囲:P.67 - P.71
統合失調症の病因・病態生理にグルタミン酸作動性シナプスが関与していることは,人類遺伝学,ヒト脳機能イメージング,死後脳研究などの様々なエビデンスが支持している。本稿では,グルタミン酸神経伝達シナプスがいかなる生物学的メカニズムで統合失調症の病態に関与するか考察する。
シナプス可塑性と情動記憶
著者: 遠山卓 , 渡部文子
ページ範囲:P.72 - P.77
記憶は,動物が過去の経験から学習し,現在から未来へと不断に変化し続ける環境に適応して生きていくうえで重要な機能である。古典的には心理学的な観点から記憶のメカニズムが議論されてきたが,近年の技術発展によりその生物学的な細胞基盤が科学的に検証可能となってきた。本稿では,感覚情報に伴う情動価値を手がかりとする“情動記憶”に着目し,特に扁桃体における可塑性と情動記憶を中心に最新の知見を概説し議論したい。
連載講座 ヒトを知るモデル動物としてのゼブラフィッシュ-8
ゼブラフィッシュにおける社会的闘争行動の制御と脳の左右差 フリーアクセス
著者: 岡本仁
ページ範囲:P.78 - P.84
要約 2匹のゼブラフィッシュの間での社会的な支配や服従を求める2者対立の戦いにおいて,背側手綱核から脚間核への2つの経路は,勝つか負けるかを促進する拮抗的な役割を果たす。これらの経路は,経験や空腹などの魚の内部状態の影響を受けて動的に変化し,回避的刺激や社会的闘争に対処するための最適な行動の選択に寄与している。更に,自己中心的(idiothetic)注意に基づく勝者としての振る舞いと,他者指向的(allothetic)注意による敗者の振る舞いを協調して制御する統合的スイッチボードとして機能している可能性がある。また,ゼブラフィッシュの手綱核の著明な構造的左右差は,攻撃と防御における右眼と左眼の使い分けとも関連する可能性が高い。
解説
有袋類オポッサムは出生後長期間にわたって心臓再生能を維持する フリーアクセス
著者: 木村航
ページ範囲:P.85 - P.90
われわれヒトを含む哺乳類の成体は,損傷を受けた心筋組織を元どおりに再生させる能力を持たない。しかし,出生直後の哺乳類の新生仔は,損傷を受けた心筋組織を心筋細胞の細胞分裂促進を介して修復できる。これは,ブタやヒトなどの大型動物から齧歯類などの小型動物まで,哺乳類が共通して持つ能力である。この新生仔の心筋再生能は,出生後数日で起こる心筋細胞の細胞分裂の停止と同調して喪失する。これまで,出生後数日以降に損傷を受けた心筋組織を再生できる哺乳類種は知られていなかった。筆者らは南米に生息する有袋類であるハイイロジネズミオポッサム(
以上の研究により,有袋類オポッサムの新生仔がこれまで知られているすべての哺乳類のなかで,最長の期間にわたって心筋再生能を維持することが明らかにされ,更に哺乳類間で保存された心筋細胞の細胞周期停止の分子機構の一端が解明された。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.1 - P.1
財団だより/次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.91 - P.91
あとがき フリーアクセス
著者: 岡本仁
ページ範囲:P.92 - P.92
神経細胞(ニューロン)同士の接合部であるシナプスは,その結合の特異性や可塑性によって,本能的行動から高度な適応的行動に至る様々な脳機能を可能にしています。その意味で,シナプスを知ることは,脳科学の主たる目標の一つであり続けています。今回ゲスト編集者の尾藤先生のご尽力によって,日本でシナプスを研究し世界をリードする先生方に執筆をしていただくことができました。読者の皆様には,この分野の研究が現在も力強く進められ,その基本メカニズムの理解が,これまで難攻不落とされてきた精神疾患の病因の理解にもつながりつつある現状をご理解いただければ幸いです。更に,心筋再生研究のためのオポッサムを木村先生が,社会的闘争の制御機構の研究のためのゼブラフィッシュを岡本が紹介しています。読者の皆様におかれましては,今後発展の可能性のある実験動物にぜひご注目ください。
基本情報

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75巻6号(2024年12月発行)
特集 新組織学シリーズⅤ:脂肪
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74巻5号(2023年10月発行)
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74巻4号(2023年8月発行)
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74巻1号(2023年2月発行)
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73巻2号(2022年4月発行)
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73巻1号(2022年2月発行)
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72巻1号(2021年2月発行)
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71巻6号(2020年12月発行)
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71巻5号(2020年10月発行)
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60巻4号(2009年8月発行)
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60巻2号(2009年4月発行)
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60巻1号(2009年2月発行)
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59巻6号(2008年12月発行)
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59巻5号(2008年10月発行)
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59巻4号(2008年8月発行)
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59巻3号(2008年6月発行)
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59巻2号(2008年4月発行)
特集 細胞外基質-研究の新たな展開
59巻1号(2008年2月発行)
特集 コンピュータと脳
58巻6号(2007年12月発行)
特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
特集 タンパク質間相互作用
58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
特集 意識―脳科学からのアプローチ
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特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
特集 脳科学が求める先端技術
57巻3号(2006年6月発行)
特集 ミエリン化の機構とその異常
57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
特集 こころと脳:とらえがたいものを科学する
56巻6号(2005年12月発行)
特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
56巻4号(2005年8月発行)
特集 脳の遺伝子―どこでどのように働いているのか
56巻3号(2005年6月発行)
特集 Naチャネル
56巻2号(2005年4月発行)
特集 味覚のメカニズムに迫る
56巻1号(2005年2月発行)
特集 情動―喜びと恐れの脳の仕組み
55巻6号(2004年12月発行)
特集 脳の深部を探る
55巻5号(2004年10月発行)
特集 生命科学のNew Key Word
55巻4号(2004年8月発行)
特集 心筋研究の最前線
55巻3号(2004年6月発行)
特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
53巻6号(2002年12月発行)
特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
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24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
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21巻7号(1970年12月発行)
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特集 代謝と機能
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20巻6号(1969年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
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特集 生体膜その2
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特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
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12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)