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実験講座
近位依存性ビオチン標識技術を用いた空間的プロテオームの解読
著者: 髙野哲也12
所属機関: 1慶應義塾大学医学部生理学(神経生理)教室 2科学技術振興機構さきがけ
ページ範囲:P.180 - P.187
文献購入ページに移動更に近年では,PL技術を発展させた空間的プロテオーム解析技術TurboID-surfaceとSplit- TurboIDが登場した。これらの技術により,生体組織から特定の細胞間相互作用を標的にした空間的プロテオームデータの取得が可能となり,生体内での細胞間コミュニケーションの新たな役割が見え始めている。本稿では,これらの筆者らが開発した脳内の空間的プロテオーム解析技術について最新の知見も紹介する。
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