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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻3号

2023年06月発行

文献概要

特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線 Ⅲ.核内ドメインと転写

染色体上のRNAを介した液-液相分離が相同染色体の対合を促進する

著者: 平岡泰1

所属機関: 1大阪大学大学院生命機能研究科

ページ範囲:P.240 - P.244

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 減数分裂において,相同染色体の対合は染色体の正確な分離を保証するために重要である。相同染色体の対合のしくみは,分裂酵母Schizosaccharomyces pombeでよく研究されている。分裂酵母の減数分裂の研究から,染色体上のRNAとタンパク質の複合体は液-液相分離を介して相同染色体をたぐり寄せ,対合を促進することが明らかになった。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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