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特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線 Ⅲ.核内ドメインと転写
染色体上のRNAを介した液-液相分離が相同染色体の対合を促進する
著者: 平岡泰1
所属機関: 1大阪大学大学院生命機能研究科
ページ範囲:P.240 - P.244
文献購入ページに移動 減数分裂において,相同染色体の対合は染色体の正確な分離を保証するために重要である。相同染色体の対合のしくみは,分裂酵母Schizosaccharomyces pombe でよく研究されている。分裂酵母の減数分裂の研究から,染色体上のRNAとタンパク質の複合体は液-液相分離を介して相同染色体をたぐり寄せ,対合を促進することが明らかになった。
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