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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻3号

2023年06月発行

文献概要

特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線 Ⅴ.クロマチンと転写制御に関する新技術

特定RNA分子/DNA領域のライブイメージング技術

著者: 大石裕晃1 落合博1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所高深度オミクスサイエンスセンター遺伝子発現動態学分野

ページ範囲:P.260 - P.265

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 転写は,遺伝子からRNAが連続的に合成される転写活性化状態とほとんど合成されない不活性化状態を遷移する動的なプロセスである。この転写動態によって遺伝子発現量が調節されるが,細胞集団からRNAを抽出する解析手法や,固定細胞におけるRNA可視化法では転写動態制御機構の詳細に迫ることは困難である。本稿では,転写動態解析に利用可能な特定RNA分子およびゲノムDNA領域の生細胞イメージング技術を紹介する。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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