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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻5号

2023年10月発行

文献概要

増大特集 代謝 Ⅰ.代謝と臓器・疾患

疾患iPS細胞を用いたミトコンドリア病の病態・創薬研究

著者: 徳山剛士1 魚崎英毅1

所属機関: 1自治医科大学分子病態治療研究センター再生医学研究部

ページ範囲:P.396 - P.397

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 人工多能性幹(induced pluripotent stem;iPS)細胞の登場は,遺伝性の希少疾患への病態研究に革新をもたらした。特に,モデル動物の利用が困難なミトコンドリア病においては,病態解明や創薬研究などにiPS細胞が活用されている。本稿では,疾患iPS細胞の登場で,ミトコンドリア病の病態の理解や創薬に向けた研究がどのように進展しているかについて紹介したい。

参考文献

. 131:861-872, 2007
. 10:e981, 2021
. 20:616-623, 2014
. 126:1024-1039, 2020
. 143:1894-1911, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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