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増大特集 代謝 Ⅰ.代謝と臓器・疾患
TFAMマウスからみるミトコンドリア機能維持と疾患病態
著者: 康東天1
所属機関: 1九州大学
ページ範囲:P.414 - P.415
文献購入ページに移動 ミトコンドリアDNA(mtDNA)は細胞内活性酸素の主要な発生源であるミトコンドリア内に存在し,核DNAに比べはるかに強い酸化ストレス下にある。ミトコンドリア転写因子A(TFAM)はmtDNAのヌクレオソーム様構造(ヌクレオイド)を形成する主要構成タンパク質であり,ヒストン様タンパク質としてmtDNAを機能的構造的に保護している。そのためTFAM過剰発現マウスでは,心不全や老化の進行が強く抑制される。
参考文献
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