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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻5号

2023年10月発行

文献概要

増大特集 代謝 Ⅰ.代謝と臓器・疾患

代謝産物センサー分子の生体での機能と医療応用可能性

著者: 関谷元博1

所属機関: 1筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科

ページ範囲:P.418 - P.419

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 代謝はその基質と終産物が研究対象となることが多かったが,近年その中間代謝産物を含む膨大な代謝産物に様々な生理活性があり,またそうした生理活性の多くを代謝産物に結合して機能が調節される代謝産物センサー分子が担っていることが明らかになってきた。また,その役割は肥満・糖尿病などの代謝関連疾患にとどまらず,腫瘍,免疫,中枢神経など幅広い生命現象に及んでいる。本稿では,こうした代謝産物センサーについて概説する。

参考文献

. 2:873-881, 2020
. 379:996-1003, 2023
. 295:1895-1897, 2002
. 12:6315, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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