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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻5号

2023年10月発行

文献概要

増大特集 代謝 Ⅱ.代謝と神経

運動時エネルギー代謝の中枢性調節

著者: 井上和生1

所属機関: 1京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻食品生理機能学分野

ページ範囲:P.424 - P.425

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 持久運動時の脂肪組織からの遊離脂肪酸動員は,エネルギー源の供給機構として非常に重要である。筆者らは持久運動時の末梢組織の情報が脳内ノルアドレナリン作動性神経によって視床下部腹内側核に伝達され,ここから交感神経を介して脂肪酸の動員が指示されていることを明らかにした。中枢神経系による調節は,運動時の全身でのエネルギー代謝の協調に重要な役割を果たす。

参考文献

. 210:1178-1179, 1966
. 255:R547-R556, 1988
. 190:239-250, 2011
. 488:210-214, 2011
. 113:E2073-E2082, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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