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文献詳細

雑誌文献

生体の科学74巻5号

2023年10月発行

文献概要

増大特集 代謝 Ⅲ.代謝とがん

DNA障害型抗がん剤への感受性を高めるSLFN11遺伝子

著者: 藤原昂平12 村井純子23

所属機関: 1慶應義塾大学薬学研究科 2慶應義塾大学先端生命科学研究所 3愛媛大学プロテオサイエンスセンター

ページ範囲:P.464 - P.465

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 新規抗がん剤が続々と登場する昨今においても,DNA障害型抗がん剤はがん治療の最前線で使用され続けている。一方で,DNA障害型抗がん剤の効果を予測できるバイオマーカーはいまだ実臨床で存在しない。Schlafen11SLFN11;シュラーフェン11)は,大規模ながん細胞データベースを用いた解析により,多様なDNA障害型抗がん剤の感受性を増強させる遺伝子として新たに見いだされた。本稿では,近年明らかになってきたSLFN11の分子機構と今後の展望について述べる。

参考文献

. 483:603-607, 2012
. 109:15030-15035, 2012
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. 294:14674-14685, 2019
. 25:1047-1058, 2018
. 478:569-579, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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