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増大特集 代謝 Ⅳ.代謝と免疫
新規代謝制御分子によるがん免疫制御
著者: 早川芳弘1
所属機関: 1富山大学和漢医薬学総合研究所生体防御学領域
ページ範囲:P.476 - P.477
文献購入ページに移動 がんの治療成績は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤などの開発によって大きく改善している。一方で,これらの薬剤の効果予測バイオマーカー,更には薬剤応答性や抵抗性を制御するメカニズムの理解が,より効果的な治療に非常に重要である。本稿では,がん細胞の免疫応答性を制御する新たなメカニズムとして,代謝制御分子グルタチオン-S-トランスフェラーゼA4(GSTA4)の重要性について概説する。
参考文献
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