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特集 新組織学シリーズⅣ:骨・軟骨 Ⅱ.骨格系と他システムとの連関
骨によるミネラル代謝制御
著者: 福本誠二1
所属機関: 1たまき青空病院
ページ範囲:P.550 - P.553
文献購入ページに移動 硬組織である骨には,体内のカルシウムやリンの大部分が存在している。したがって骨吸収や骨形成は,血中カルシウムやリン濃度に影響を及ぼし得る。これに加え骨は,線維芽細胞増殖因子23(fibroblast growth factor 23;FGF23)の産生を介し,血中リン濃度維持に必須の役割を果たすことが明らかにされてきた。以下本稿では,カルシウムやリン代謝調節における骨の作用につき概説する。
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