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実験講座
グリオキサール固定法—免疫組織化学染色における問題解決へのアプローチ
著者: 今野幸太郎1
所属機関: 1北海道大学大学院医学研究院解剖学分野解剖発生学教室
ページ範囲:P.90 - P.96
文献購入ページに移動 ホルムアルデヒドは世界的なスタンダード固定液として組織学や組織化学の研究に長年使用されてきたが,固定組織への抗体の浸透やアクセスを制限し,十分な染色性が得られない状態が多々生じることが問題であった。本稿ではジアルデヒドであるグリオキサールを主成分とした固定液の染色性に及ぼす改善効果1)について紹介する。
参考文献
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