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文献詳細

雑誌文献

生体の科学75巻2号

2024年04月発行

特集 生命現象を駆動する生体内金属動態の理解と展開

Ⅲ.金属種の置換によるタンパク質機能の新たな制御

分泌経路における銅酵素と亜鉛酵素の活性化機構

著者: 神戸大朋1

所属機関: 1京都大学大学院生命科学研究科

ページ範囲:P.143 - P.147

文献概要

 細胞膜上や細胞外,細胞小器官内腔で機能する金属酵素は,分泌経路において,金属トランスポーターから金属(補因子)を獲得して,アポ型(不活性型)からホロ型(活性型)へと変換されると考えられる。本稿では,金属酵素のなかでも特に銅酵素と亜鉛酵素に焦点を当て,近年明らかになりつつある金属トランスポーターを介した活性化機構について概説する。

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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