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文献詳細

雑誌文献

生体の科学75巻3号

2024年06月発行

文献概要

特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ Ⅳ.高速分子動画の実例:レチナールタンパク質

光駆動型クロライドイオンポンプロドプシンの構造変化

著者: 保坂俊彰1

所属機関: 1理化学研究所生命機能科学研究センタータンパク質機能・構造研究チーム

ページ範囲:P.236 - P.240

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 海洋細菌Nonlabens marinusが持つ光駆動型クロライドイオンポンプロドプシンNM-R3は,細胞内に塩化物イオン(Cl-)を輸送する。今回,SACLAを用いた時分割結晶構造解析により,光照射に伴うNM-R3の構造変化を詳細に捉えることに成功した。この結果からNM-R3がCl-を輸送する機構と輸送経路を明らかにすると共に,イオンの逆流を防ぐ巧妙な仕掛けがあることを見いだした1)

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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