生体の科学75巻5号

2024年10月発行

増大特集 学術研究支援の最先端

Ⅰ．先端バイオイメージング支援プラットフォーム（ABiS） ⅰ．光学顕微鏡支援

2光子励起顕微鏡法の高度化と顕微鏡観察支援

著者： 堤元佐¹² 大友康平¹²³ 石井宏和¹² 根本知己¹²

所属機関： ¹自然科学研究機構生命創成探究センター ²自然科学研究機構生理学研究所 ³順天堂大学大学院医学研究科

ページ範囲：P.396 - P.397

文献概要

　2光子励起顕微鏡法は生体・組織深部における低侵襲的な観察を実現する手法である。筆者らは同顕微鏡法の高速化，高解像度化といった技術開発と生命科学研究への応用を進めてきた。また，それらの知見に基づき，先端バイオイメージング支援プラットフォーム（ABiS）を通した顕微鏡観察支援にも取り組み，成果を出してきている。本稿では，近年の筆者らの顕微鏡法技術開発と，顕微鏡観察支援での成果の概要を紹介する。

参考文献

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