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文献概要
増大特集 学術研究支援の最先端 Ⅲ.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) ⅰ.コホートによるバイオリソース支援
飲酒発がんメカニズムに迫る:
著者: 松尾恵太郎1
所属機関: 1愛知県がんセンターがん予防研究分野
ページ範囲:P.478 - P.479
文献購入ページに移動 飲酒は量にかかわらず発がんリスクを上昇させる。日本人を含む東アジア人ではALDH2酵素のrs671遺伝子多型が存在し,飲酒量に影響を与える。非活性アレルを持つ人は少なく飲む一方,多量飲酒で発がんリスクが高まる遺伝子環境相互作用が存在する。媒介分析はrs671の相反する効果を分解して評価することで,飲酒による発がんメカニズムへの理解を深める。
参考文献
. 7:599-612, 2007
. 80:1601-1610, 2020
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