文献詳細
増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅲ.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) ⅰ.コホートによるバイオリソース支援
文献概要
飲酒は量にかかわらず発がんリスクを上昇させる。日本人を含む東アジア人ではALDH2酵素のrs671遺伝子多型が存在し,飲酒量に影響を与える。非活性アレルを持つ人は少なく飲む一方,多量飲酒で発がんリスクが高まる遺伝子環境相互作用が存在する。媒介分析はrs671の相反する効果を分解して評価することで,飲酒による発がんメカニズムへの理解を深める。
参考文献
. 7:599-612, 2007
. 80:1601-1610, 2020
掲載誌情報