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文献詳細

雑誌文献

生体の科学75巻5号

2024年10月発行

文献概要

増大特集 学術研究支援の最先端 Ⅲ.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) ⅱ.ブレインリソースの整備と活用支援

神経変性疾患の構造生化学的疾患分類

著者: 樽谷愛理1 長谷川成人1

所属機関: 1東京都医学総合研究所脳・神経科学研究分野

ページ範囲:P.490 - P.491

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 タウ,αシヌクレイン,TDP-43は,主要な神経変性疾患を定義づける病理構造物の構成成分である。これらのタンパク質はアミロイド様線維に構造変化し,細胞内に蓄積することによって神経変性を引き起こすと考えられる。近年,クライオ電子顕微鏡解析により剖検脳由来タウ,αシヌクレイン,TDP-43線維のコア構造が明らかにされている。本稿では,病理構成タンパク質の構造生化学的性質に基づいた疾患分類について総括する。

参考文献

. 143:613-640, 2022
. 547:185-190, 2017
. 598:359-363, 2021
. 610:791-795, 2022
. 620:898-903, 2023

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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