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文献詳細

雑誌文献

生体の科学75巻5号

2024年10月発行

文献概要

増大特集 学術研究支援の最先端 Ⅲ.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) ⅱ.ブレインリソースの整備と活用支援

生前画像・死後脳病理連関による実証研究:動的神経病理(dynamic neuropathology)

著者: 松原知康12 村山繁雄12 齊藤祐子12

所属機関: 1東京都健康長寿医療センター神経病理 2東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク

ページ範囲:P.496 - P.497

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 動的神経病理(dynamic neuropathology)とは,従来の形態病理が,ある一時点における評価という点で“静的”な病理であるのに対し,バイオマーカーを含む臨床情報と病理像を組み合わせて考えることで,時間軸を反映しながら病理学的変化を評価・再構築する,という点を強調した名称である1,2)。更に,病理学的所見と対比し,臨床所見やバイオマーカーの診断能や病理学的基盤を検証することで,病理学的知見を臨床に還元する試みも,広義には動的神経病理の範疇に含まれる。今回,動的神経病理の具体的事例として,筆者らが行った123I-MIBG心交感神経シンチグラフィーの診断能実証研究3)を紹介する。

参考文献

.33:135-139, 2001
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. 30:188-199, 2016
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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