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増大特集 学術研究支援の最先端 Ⅳ.先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(PAGS) ⅰ.大規模配列解析拠点ネットワーク支援
PacBioシステムを用いたゲノム解析
著者: 豊田敦1
所属機関: 1国立遺伝学研究所ゲノム・進化研究系比較ゲノム解析研究室
ページ範囲:P.518 - P.519
文献購入ページに移動 シークエンシング技術の飛躍的な進展に伴い,これまでにないスピードで様々な生物の新規ゲノム配列決定が実施されているが,生物種の多様性や生物進化を詳細に理解するためには完成度(精度)の高いゲノム配列が必要不可欠である。また,サンプルの処理能力やデータの精度と出力量,解析手法も年々向上すると共に,周辺機器や計算機,ゲノム配列を構築するためのプログラムの開発なども精力的に進められている。更に,新規ゲノム配列決定だけではなく,開発された解析技術は,様々な生命科学の分野に新たな可能性を切り拓きつつある。
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