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文献詳細

雑誌文献

生体の科学8巻2号

1957年04月発行

文献概要

寄書

静止電位と細胞内電極

著者: 名取礼二1

所属機関: 1慈恵医大生理

ページ範囲:P.87 - P.87

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 細胞内電極法による生物電気現象の観測は一応大きな成果を挙げたもので,活動電流を観測対象とする限り,その効用性に疑をはさむ必要はなさそうである。
 しかし,生物電気発生の機序を窺う立場では,細胞内電極によつて得た所謂静止電位の数値がそのまゝ形質膜部に既存する膜電位を示すという考えは本当らしくない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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