文献詳細
文献概要
綜説
災症とSialoprotein—Sialic acidの現在と将来
著者: 斉藤義治1 高橋静子1
所属機関: 1福島県立医大生化学教室
ページ範囲:P.146 - P.161
文献購入ページに移動現在Sialic acidと云われるものを始めて報告したのは,Blix1)である。当時は,暫定的にKohlenhydrat Ⅰと称された。
これは定性試験で極めで著明な特長を持つているので,そのことだけを指標として,いろいろな生体材料にこの酸が存在するかどうかと云うことは,比較的簡単に論議されて来た。
掲載誌情報