生命現象の神秘な扉は科学がこれほど進歩した今日に於ても依然として固く閉されている。多くの科学者はこの扉を開く鍵を探し求むべく大なる努力を払つている。その中で最も有望なのは酵素化学者である。と云うのは生命現象は酵素なくしては起り得ないことが明瞭だからである。彼等はこの酵素を分離精製しその本態を究めんとしている。またその作用機序を知り生命現象との関連を探知されんとしている。複雑なる生命現象の一こま一こまについてこれらの関係が闡明にされた曉にその綜合に立ちて神秘の扉が開かれるであろう。
今日までの酵素化学の歩みを顧るに酵素によつて営為される醗酵は古代に於て人類生活の中に取入れられた技術であるが近代科学の対称として酵素がとり入られたのは1897年Edward Büchnerにより酵母からチマーゼの分離されたことに始まる。爾来いろいろの生物反応に与える酵素の分離精製がもたらされたが,1926年Sumnerによりウレアーゼの結晶化がなしとげられたことは劃期的な進歩である。続いてNorthrop及びKunitzによりペプシン,トリプシン,ヒモトリプシンなどの結晶もとり出され,さらに現在はほとんどあらゆる酵素の結晶が得られるようになつた。結晶化は必ずしも純粋化を意味しないが,しかしその第一歩であることには間違いない。かくして得た結晶はいづれも蛋白質より成立つている。
雑誌目次
生体の科学8巻5号
1957年10月発行
雑誌目次
特集 酵素と生物
巻頭言
「生体の科学」50号発刊を記念して
著者: 児玉桂三
ページ範囲:P.193 - P.193
生物学の立場から見た酵素化学
著者: 市原硬
ページ範囲:P.194 - P.195
名前をはつきりいつた方が,はつきりしてかつおもしろいから,名をあげて記述しよう。現金沢大学総長の戸田正三先生が大阪府高槻市にある高等医専の校長をしていられた頃,私もそこの生化学教授を兼ねていた。ある日の雑談で戸田校長が次のことを話された。
僕が京大医学部長の時に,病理解剖学という名をやめて病理学にしようと思つたことがあつた。病理解剖学というような馬鹿々々しい学問はないよ君,病理学で充分ぢやないか,だいたい目学,耳学ちうような学問があるかい,そんなことをいうなら,植物学では松学,梅学,桃学,竹学なんぼでも学問があることになる。そんな馬鹿々々しいことはあるまい。植物学で充分だろう。だから病理解剖学をやめて,病理学にするつもりだつた。そうしたら藤浪先生に泣きつかれた。病理解剖学という名は自分がつけたんだから,私の一代はこのまゝにしてくれ,といつてネ。それで僕も相手が藤浪先生だものだから,とうとうくどき落されてそのままにして手をつけなかつた"。
綜説
光合成—酵素化学的研究
著者: 藤茂宏
ページ範囲:P.196 - P.206
1.まえがき
栄養・生長・運動をはじめとして生物のいとなむすべての活動のエネルギーの源泉を辿ると太陽エネルギーに帰せられる。すなわち,光合成を行う生物によつて光のエネルギーが固定され,CO2と水とから炭水化物をはじめとして大部分の有機物が合成される。それを草食動物が食物とし,更に肉食動物がそれを食べるという工合に食物連鎖を形成している。
このようにすべての生物の生存に重要な意義をもつ光合成過程がどのような反応段階から成り立つているかということは魅力ある問題として古くから多くの学者によつて研究されてきた。それにより現在までに数多くの知見が積み上げられ,次第にその複雑極まる機作のアウトラインが判明するに至つた1)が,enzyme levelでの解析は極く最近までほとんど進展しなかつた。
ウイルス増殖とたんぱく合成
著者: 野島徳吉
ページ範囲:P.207 - P.212
1.はじめに
私たちがウイルス感染をみようとする場合には,たとえば,タバコモザイクウイルスに例をとると,タバコの葉を人為的に傷つけ,ウイルスをそこえ接触させて感染させる。あるいは,バクテリオフアージに例をとると,感受性細菌培養液に,フアージを混じ,感染を成立させる。さらにまた,動物性ウイルスでは,ウイルスを感受性動物の体内へ,場合によつては直接,感受性臓器へ注入し,感染を成立させる。あるいはまた,組織培養した動物細胞懸濁液に,ちようどフアージの場合と同じように,ウイルスを混じて,感染を成立させることもできる。
このようなウイルス感染細胞を眼前にみると,私たちは,いろいろの問題につきあたる。特定のウイルスは特定の細胞にだけ感染するめぐりあわせをなぜもつのか。感染したウイルスは,細胞のなかでどのような過程を経て,子孫をつくり出していくのだろうか。そして,感染された細胞は,正常細胞とどのようなちがいをもつのだろうか。その他等々。これらの疑問に答える材料を,現在ほんの少ししか,私たちはもちあわせていない。第一の疑問についていえば,大腸菌に特異的に感染するT系フアージはオタマジヤクシ状をしているが,感染するさい,その尾部が,菌体表面に存在するリポー多糖体をふくむたんぱくと結合することはわかつている。
REACTION MECHANISM OF THE ACTOMYOSINADENOSINE TRIPHOSPHATE SYSTEM
著者: , , ,
ページ範囲:P.215 - P.228
Introduction
As is well known, a new epoch inmuscle biochemistry was marked by thebrilliant discovery of Engelhardt andLjubimova(1939, 1946)that actomyosin, the main component of muscle structureproteins, hydrolyzes catalytically adenosine triphosphate(ATP)into adenosinediphosphate(ADP)and inorganic orthophosphate(P). Subsequently, Engelhardt(1941, 1942), Needham(1944)and Szent-Györgyi(1947)and their coworkersshowed that physicochemical propertiesof actomyosin, in turn, are changedremarkably by the addition of ATP.
アドレナリンの代謝
著者: 田中正三
ページ範囲:P.229 - P.238
1901高峰博士及Aldrichによつて副腎よりAdrenaline結晶化して以来,Adrenalinの生理作用及代謝に関する幾多の研究がなされた。AdrenalineはAcetylcholineと共に自律神経系に於て重要なる化学伝導物質であり,Acetylcholineに対してはAcetylcholinesteraseによつて不活性化されることは全く疑う余地はないが,他方Adrenalineに対してはAcetylcholinesteraseに相当する酵素は未だ確定されていないのである。Adrenalineの代謝に関しても色々の学者によつて研究されたが,今Adrenalineの作用はAcetylcholineと同様数分以上長く続くことはないと言うことを基礎に於てAdrenalineの不活性化と同時に代謝に就いて各研究を批判して見ることは重要なことと思い筆を執つて見た。
Adrenalineの分子構造を見ると体内で酵素作用を受け得ると考えられる点が四つある。
報告
カエル縫工筋の短縮に伴う物質代謝の変化—Ⅱ電気刺激による筋の呼吸変化
著者: 金井正光 , 田中公一 , 平野重明 , 関根隆光
ページ範囲:P.239 - P.246
細胞あるいは組織を傷をつけることなしに外部からいろいろの条件を与え,その中に起つている物質代謝の量的・質的変化を解析することは,いままでの分子レベルの物質代謝の研究では提起しえなかつた多くの重要な問題を露呈し,生理化学の立場からは極めて興味ある領域であると考えられる。
外部から与える変化の条件としては,その定量性,反覆性,可逆性などからいつて電気刺激に優るものはない。電気刺激に応ずる組織としては興奮組織が主として知られており,たとえば電気刺激によつてその呼吸速度が脳切片2),末梢神経3),横隔膜4),肺4),筋などで増加することが報告されている。
寄書
再批判を要する2,4-Dinitrophenolの作用発現機序
著者: 村野匡
ページ範囲:P.247 - P.249
2,4-Dinitrophenol(DNP)が生化学的反応機構の探索手段として,或は生理学的乃至薬理学的現象の発現経過を解析する好適な阻害剤として広範囲に応用されているに拘わらず,案外等閑視されている本剤の性格につき2,3述べて見たいと思う。
第一にDNPは甚だ不安定な薬物である。
1957年国際酵素化学会議
著者: 関根隆光
ページ範囲:P.250 - P.259
Ⅰ.紹介のことば
去る8月6日の原爆記念日がすでに12回を数え,いま戦後最大の国際学会が開かれようとしていることを考えると,あの戦後の研究室の荒廃,近代戦の惨禍の深く恐るべきことを思い合わせると,人間のこころとからだの営みのエネルギーの巨大さ,執拗さに改めて目をみはる思いがする。
日本の科学の現状で国際学会を開くことに懐疑的な考え方がごく一部にはあるが,単なる文献の交換だけでは真の学問の交流には程遠いこと,膝を交えての討論が言葉の不自由さにも拘らずいかに貴重なものであるかは,近頃次第に盛んになつた外人研究者の来日に際して多くの人が体験したところであろう。
座談会
生物学の立場からみた酵素化学
著者: 野島徳吉 , 小倉安之 , 須田正巳 , 塚田裕三 , 熊谷洋 , 吉川春寿 , 江橋節郞 , 中井準之助 , 関根隆光
ページ範囲:P.260 - P.276
S 生物学の立場から見た酵素化学というテーマで始めたいと思います。
まず酵素化学が生物学に非常に有効であつた,或は現在でも有効であるという点を大いに強調して頂いて,それで第一のセクシヨンにしようと思います。その時に必ず反対の立場として,非常に役立たないという面がクローズアツプされると思いますが,それについて一般的な問題も勿論ですが,矢張り具体的にテーマを挙げてディスカッシヨンして頂きたいと思います。なにせ酵素化学を知らない,と言つては大変失礼ですけれども,そういう連中が主に集まつてておりますから,帰するところはこの問題—無効性—に落着くのでないかという気がします。この座談会の性格から,必ずしもデータの裏付けを必要としませんので自由な気持で御発言,御討論をして頂きたい。
海外通信
ロツクフエラー研究所(New York)にて
著者: 真島英信
ページ範囲:P.277 - P.278
お手紙によりますと化学会議には,筋Dr.MoralesやEngelhardtら有名人も多数参加するらしく,盛会が偲ばれます。Prof.H.H.Weberは現在,ニユーヨークに滞在中で,私も3回程彼の講演会に列席し,彼の考え方を聞く機会を得ました。小児マヒ研究会の方から招待されている由です。3回の講演のうち,1回は私のいるロツクフエラー研究所で開かれましたので,私共筋グループはWeber夫妻を囲んで昼食を共にしました。たまたま私は丁度Weber夫人の隣りに座りましたので,彼女から親しくドイツの戦後の状況を聞くことができました。Weber夫妻も御多分に洩れずKönigsbergで焼け出され,身一つで逃げた由です。小生にもその経験があるといいましたら喜んでいました?Weberも現在はMax Planck Instituteの主任として慌しく,研究も若い者に任せている様でした。Weberは丁度,俳優の薄田研二に似た堂々たる体格の人で,英語はあまりうまくなく,講演は私らに分り易くて助かりました。
——
日本生化学会総会印象記
著者: 吉川春寿
ページ範囲:P.278 - P.278
今年は秋に国際酵素化学シンポジウムが東京と京都とで催されるので,生化学総会を繰上げ7月14〜16日の3日間京都府立医大講堂でひらかれた。京都の夏の蒸暑さは格別で,府立医大御自慢の立派な講堂も一向通風が効果をあげず,1時間位講演をきいていると体を冷しに外の天幕張の下に出なければならなかつた。こう暑いと頭も馬鹿になると見えて私の辺から出した演題以外にわからなかつたし,又,わかろうと努力もしなかつた。前日13日に京大内科講堂で生化学の教育,研究に関するシンポジウムが催されたが,場内満員で若い研究者の意見が活溌に交わされ,本物の学会よりもよつぽど面白かつた。
さて,本物の方だが,糖代謝に関するシンポジウムを交えて総計204の一般演題が出され,その他に本年度生化学奨励賞受賞者(名大勝沼氏,北大殿村氏)の講演と古武彌人教授,三輪知雄教授の特別講演があつた。出題者の色分けをして見ると—勿論嚴密には定めがたいけれども—医学系133,理学系42,農学系21,薬学系8となつている。更に医学系の内訳を見ると医科大学医化学生化学教室から85,その他の基礎医学教室研究所から31,臨床から15,病院検査室から2となつている,理学系では中27が化学系,15が生物系である。
第3回燐酸代謝班協議会報告
著者: 塚田裕三 , 永田豊 , 浅野智秋 , 飯島淳 , 玄番昭夫 , 高橋泰常 , 奥貫一男 , 巖佐耕三 , 今本文男 , 関口豊三 , 橘正道 , 宮本侃治 , 中尾真 , 吉川春壽 , 小高健 , 中村道徳 , 真野嘉長 , 田中亮 , 緒方規距雄 , 斎藤洋一 , 高木康教 , 丸山工作 , 関根隆光 , 平野重明
ページ範囲:P.279 - P.285
昭和32年1月30日順天堂大学5号館会議室において本協議会が持たれたが,それに先立つて本研究班主催の第1回燐酸代謝シンポジウムが同講堂で開かれ,300名近い参会者を集め,有能な綜合報告と活溌な討論が定刻過ぎまで続けられた。
第1回シンポジウムのテーマは燐酸化合物の定量およびそれに関連した分離操作で,次のようなプログラムで行われた。
第6回筋収縮化学協議会報告
著者: 内田堯 , 大沢文夫 , 江橋節郎 , 岡本彰祐 , 山添三郎 , 小西利彦 , 倉富一興 , 酒井敏夫 , 高橋泰常 , 名取札二 , 永井寅男 , 菅原努 , 松宮国幸 , 牧之瀬望 , 大井龍夫 , 今井宣久 , 関根隆光 , 丸山工作
ページ範囲:P.285 - P.289
第6回筋収縮化学協議会は,1957年2月12日(火)及が13日(水)の両日に亘つて,東大医学部薬理学文庫で開かれた。
2日間に亘る熱心な討議の要約は以下の通りである。
内田 ATPaseの初期速度
Hasselbachの例の曲りの問題(Myosin-ATPaseの初期速度が,後の定常状態の時よりも遙かに早いという現象)を追求した。
本実験の初期ATPase測定の限界は15秒で,多くの場合は30秒値を基準とした。
研究室から
比較生化学をもつとさかんに
著者:
ページ範囲:P.289 - P.290
「あなたはなにをやつておられますか」という質問に,「いろいろな動物で,比較生化学的に筋蛋白をつついています」とこたえると,よくもまああきもせずにおやりですねという表情をされる。そこで,「ほかにやることがありませんし,能力も設備もありませんからね」とくわえると,さもおかわいそうにというふうである。
ここで,問題がはじまる。
生化学にかぎつても(おそらく生理学にも通ずることとは思われるが),いちばんすばらしいと思われる,あるいは各研究者のなしとげたい研究とは,A. Szent-Györgyiがいみじくもいつているように,多くの人々がみてきて,しかも考えなかつたような現象をとりあげて,そこからみのりゆたかな領域を発展させることにあるであろう。もしくは,生命現象のうち基本的なものについて現在の段階で,メカニズムの解明にエポック・メイキソグなしごとをなすことであろう。あたらしい酸素や代謝素を発見することもふくまれることであろう。
あとがき
「生体の科学」50号発刊に際して フリーアクセス
著者: 関根隆光 , 江橋節郎 , 中井準之助 , 内薗耕二 , 吉川春寿 , 杉靖三郎 , 熊谷洋
ページ範囲:P.291 - P.296
"基礎医学を核心として,その相互の連繋をもとめ,更に広く臨床医学への連関をもとめ科学分野の力を総合して日本医学発展の一助たらしめよう"という希望をもつて,本誌が生れたのは昭和24年4月1日であつた。それから満8年4カ月今茲に50号を送り出すに至つた。編集同人の1人として嬉びにたえない。
この8年の間に日本の医学は大きく廻転した。殊に生物物理化学の著しい発展に支持されて医学と生物物理化学との境界がますます近接乃至入りまじつて物理学者が医学へ又医学者が生物物理学の領域へ踏み込んで研究をすゝめつゝある。この事は研究進展の必然の成り行きではあるが,我々医学者殊に基礎医学者にとつて一つの問題を提供する。生命現象を追究して細く細く進む一つの生命単位としての細胞から更に原形質蛋白即ち生蛋白につき当る。そして細胞の生活現象をつきとめるには,物質としての蛋白の基礎的性質を明確にdefineせねばならない。この段階に達すると,我々医学者の手ではどうにもならない限界があつて,物理学者の手にゆだねなければ,真実をとりにがすおそれがある。物理学者の手にゆだねることは,これを自らの手から放棄することではない。兎狩りに於いては我々は勢子の役を果せばよいのではないか,張り廻らした網の中に兎を追い込むだけでよい,兎の捕かくは捕かく者に任せればよい,それだからといつて捕かくの名誉が捕かく者丈に行くものではない。
基本情報

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特集 生物進化の分子マップ
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特集 膜リサイクリング
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55巻4号(2004年8月発行)
特集 心筋研究の最前線
55巻3号(2004年6月発行)
特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
53巻6号(2002年12月発行)
特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
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24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
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21巻7号(1970年12月発行)
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特集 代謝と機能
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20巻6号(1969年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
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特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)