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文献詳細

雑誌文献

生体の科学8巻5号

1957年10月発行

文献概要

特集 酵素と生物 寄書

再批判を要する2,4-Dinitrophenolの作用発現機序

著者: 村野匡1

所属機関: 1大阪市大医学部薬理学教室

ページ範囲:P.247 - P.249

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 2,4-Dinitrophenol(DNP)が生化学的反応機構の探索手段として,或は生理学的乃至薬理学的現象の発現経過を解析する好適な阻害剤として広範囲に応用されているに拘わらず,案外等閑視されている本剤の性格につき2,3述べて見たいと思う。
 第一にDNPは甚だ不安定な薬物である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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