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筆者は1955年より1957年にかけて,蟇の脊髄神経節細胞の活動性に関する研究を行つて来たので,ここにとりまとめて結果を報告する。実験はすべて,熊本大学医学部第二生理学教室に於て行われ,1956年秋よりは同教室の斎賀正信君との協同研究によつた。その際,微小電極を神経細胞に対して用いる記録及び刺激回路に若干の工夫を加えたので,今回は主にこれについて述べ,主要な実験結果については次の機会に譲りたい。
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